とても気付くことが多かったライブでした
ライブを終えて
11/8にエリックマリエンサル氏とデビッドマシューズ氏との共演を終えてきました。
会場は満員!演奏も本当に盛り上がりました!
アルトサックス奏者としてエリックマリエンサル氏との共演は本当に勉強になりました。自分が感じたマリエンサル氏の印象ですが・・
- 精神面
- 体力面
- 技術面
この三点で圧倒されました。
これって丸のまま心技体ですね・・意外と単純だった笑
- 精神面
僕たちジャズミュージシャンはアドリブ(即興)でソロを演奏するのですが、
長いソロを演奏していると必ず気持ちが落ちそうになる時があるんです。
しかしマリエンサル氏の演奏にはそれが全くみられないんです。
この日はマリエンサル氏をフィーチャーしていたので、ひたすらマリエンサル氏がソロをとっていたのですが、
フレーズの波が一切止まないんです。そしてとてもリラックスしていました。
聞いていても自分よがりなフレーズがなく淀みなく・・こんなに気持ちよく吹き続けることが出来るものなんですね。
- 体力面
今回は本番が3時間越え、そしてリハも同じく3時間程のライブだったのですが。
その間フルスロットルで吹き続けているんですよね。
それなのに最後のアンコールまで一切テンションが落ちない。
これは精神面にも繋がるとは思いますが、改めて体を鍛えないとなと思いました。
ちなみにマリエンサル氏は現在58歳です・・元気ですね。
- 技術面
こちらは当たり前のことながら素晴らしかったです。
共演した事でマイクが入っていない音もたくさん聞けたのですが、
かなり自分にとってプラスになりました。
不思議な事に翌日サックスを吹いてみたところ、自分の演奏自体も驚くほど向上していました。
一回の共演でここまで気付くことがあるので、自分が生徒さんにレッスンをする際にも良いお手本を演奏する事がいかに大切かを痛感しました。
今回特に影響を受けたのは音色のコントロールです。
ああ、こうやっても良いんだ・・と少し気が楽になると共にサックスという楽器の可能性を更に感じてわくわくしています!
最後に写真を撮ってもらいましたが、何故かトイレの前 笑
もちろんマシューズ氏との共演でも得たものがたくさんありましたが、今回は同じサックスという事で・・。
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