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新しいEWIではありません!?NuRadについて書いてみます

EWI、エアロフォン、そしてNuRadの登場

EWI愛好家の皆さんこんにちは!
AKAI EWIエンドーサーの中村雄太郎です。
今回は最近登場して話題になった高級ウィンドシンセのNuRadについて書いてみます。

最近新しいウィンドシンセがどんどん増えてますよね。
選択肢が増えるのは嬉しいですね!

NuRadも登場してからもう一年くらい経つんですね・・。
でも、まだまだ知らない人の方が多いんじゃないでしょうか。

今回はこの楽器を手に入れてからちょうど1年くらい経ったので、良い所と悪い所をそれぞれ書いてみたいと思います。
自分の持っているのはほぼ初期ロットぐらいのNuRadなので、仕様が今のものとは違うかもしれませんが、プロの管楽器奏者としての視点からレビューしてみたいと思います。

外観について

マイNuRadちゃん

外観は完全に好みによりますね・・。
ウィンドシンセをメインで演奏しない友人のほとんどは「ださい」と言っていました(笑)
逆にウィンドシンセオタクの友人はみんな「かっこいい」と言っているんですよね・・。
ウィンドシンセオタクからすると、新しい機種が増えるだけでも革命なので、単純に嬉しいのもあるのかな。
自分は見た目かっこいいと思うんですけどね。
配線が剥き出しのサイバーな見た目が好きな人は私だけではないはず・・。

配線が見えるのかっこよくない?

そしてNuRadはなんとカラーが選べるんです!
EWIとかエアロフォンはほとんどカラーバリエーションがないですからね。

しかも、ある程度はこっちでカラーの指定が出来るので(多分)、自分だけのオリジナルなNuRadが出来るみたいですね。
私が発注した時はそれが出来たのですが、今はどうか分からないですけどね。
公式サイトのカラーサンプルには8色載っているので、少なくともそれだけの選択肢はありますね。
NuRad公式サイトでカラーバリエーションを見てみよう

私が使っているNuRadは、最初は公式サイトに載っていなかった気がするんですが、今は普通に載っていますね。
なんだかちょっと悔しいような・・(笑)
でも、この色が気に入ってるから良いんです!

操作性について

操作性は慣れるとても快適です。
私はクリオネの羽みたいな補助器具をつけたままにしていますが、これがとても快適。
ストラップなしでも余裕で吹けます。
常に机の上に置いて練習をしたい自分には最適だったりします。

しあわせな秘密基地!

NuRadは普通のEWIと違って上下ではなくて左右に運指が並んでいるんですが、あっという間に慣れてしまいました。
慣れるとむしろ指は動きやすいぐらいです。

ビブラートはマウスピースに圧力をかけて行う方法と、右の親指辺りにあるスティックを使う方法があります。
自分はマウスピースの方しか使った事はないですが、これは本当に使いやすいです。
本当に自然にビブラートがかけられます。
何が原因でそうなっているかは分からないですが、奏者の感覚では他のウィンドシンセよりも明らかに自然な感じがします。

マウスピースは半透明の見た目で、すぐに汚くなっちゃうかな?とか材質がすごく柔らかいので耐久性が無さそうというのが第一印象でした。
一年吹いてみての感想は、「全く汚れないし、全く破けない」です。
EWIよりはソフトに噛む感じなので、あんまりダメージがないのかもしれませんね。

通常の運指以外に特別な機能を割り当てられるキーがあるみたいですが、使ってないので使用感は分からないです(笑)
又、ローテート機能というハーモニーをランダムにぐるぐる動かせる「ブレッカーがやっていたやつ」をこの楽器は設定出来るのですが、自分のやりたい事とは違うので使った事はありません。

ベンドの操作は普通ですね。可もなく不可もなく。
オクターブローラーも普通です。
EWIよりも小さい感じなので、最初は慣れないかも。

操作性とは別の話ではありますが、付属してくるUSBケーブルがめちゃくちゃ短い上にマイクロUSB端子なので、USBケーブルは購入した方が良いです。(PS4のコントローラーの端子と同じなので、PS4で長いケーブルあるならそれで良いかも)

吹き心地について

えぐい吹きやすいです・・。
有線接続でしか吹いた事がありませんが、レイテンシーの感じがEWI5000よりも速く感じます。
厳密にはレイテンシーではなくて、ブレスの感度とかの可能性もありますが、とにかく指がいつもより回る感じがします。

あとはレガートでフレーズを吹くのが容易です。
NuRadは息が抜ける穴がないのでそれのせいかもしれませんが、タンギングをした時にしっかりと繋がって聞かせやすいです。
サイバーな見た目と反して、生のサックスに近い様な感覚で吹ける気がします。
ちなみに息が抜ける穴がないので、唾などを気にせずに膝の上に置きながら吹く事も出来て結構楽ちんです笑

ブレスカーブ(息を吹き込んでいった時の変化の仕方)を設定出来る項目があるのですが、これが沢山選べます。
「Z2」という名前のカーブが個人的に最強ですね。
他のウィンドシンセは、固定のブレスカーブしか選べないと思うので、ここはすごく良い点ですね。
「Z2」は買ったら絶対試して欲しい。

という事で吹き心地は他のウィンドシンセと一線を画していると思います。
EWIとは値段で棲み分け出来ているので、コスパでいうと又別の話になってくると思います。
EWI5000のブレスカーブもかなり好きですけどね!

実際に吹いている動画も貼っちゃいますね!
本当に吹きやすそうにしてるのが伝わって欲しい・・!

設定などのやりやすさについて

やり辛いです(笑)
他のウィンドシンセも基本やり辛いので、なんとも言えないですけどね。
そういった意味では、EWI SOLOは大分改善されていますよね。

やり辛いとは言ったのですが、慣れちゃうと余裕です。
ただ、知識がない人や、機械が苦手な人はギブアップ!ってなってしまうかもしれませんね。
自分はよしめめさんや、他の方のブログに載っていたマニュアル(改)みたいなやつを読んで、んとか自分のやりたい様に設定が出来ました。

設定をちゃんとすればするほど素晴らしい性能を発揮する楽器なので、頑張ってみて欲しいですね。
パソコンのエディターとかが充実してきたら良いのかなぁとも思います。

私が一番参考になった方NuRadのマニュアル解説はこちら。
お世話になりました・・有難う御座います。

マイナスな点・実際に起こったアクシデント

もっとエラーがあるかなと思ったんですが、思ったよりは無いです。
2点だけマイナスポイントを書いてみます。

マイナス
金属のプレートが勝手に起動する

吹き口の近くにある金属のプレートに触れるとmidiの信号を出す事が出来るんですが、自分は残念ながら使っていません。
私の使い方が悪いのかもしれませんが、30分くらい吹いていたら水滴で反応し始めてしまって上手く使えないんです。
私は最初ここにモジュレーション(CC#1)をつけていて、テンションが上がってきたらブルブル音を震わせて楽しんでいたのですが、その内生まれたての子鹿みたいに常時音が震える様になり最終的に音程が悪い演奏みたいになってしまうんですよね(笑)
使い方が悪いだけだったら申し訳ないです。

マイナス
隙間から水滴が侵入し基盤に水滴が付く

上側に結構隙間があるんですよね。
ある時、唐突に全く反応しなくなった事があって、壊れたか!?と思ったんですが、翌日には普通に吹ける様になっていました。
そして、又しばらく吹いていたら同じ事が起きたんですよね。
それで良く見てみたら基盤に水滴が侵入していて・・・。

それから水滴が落ちない様に色々気をつけながら吹いていたんですが、やはりその内これが起こります。
正直この隙間は今後改善した方が良いのでは?とは思う部分ではありますが、今は養生テープを貼り付けて無理やり対応しています(笑)
ステージではさすがにださいから、どうにかしないとな・・とは思ってます。

ちなみに、隙間を埋めてからは同じ症状は起こっていないです。

総評

最後にネガティブな事を書いてしまいましたが、超良い楽器です。
シンセだから何でも同じだと思うかもしれませんが、本当に吹き心地が良いです。
見た目はイケイケなのに、人間味がある吹き心地がします。

EWIはやはり安定感がすごくて・・困った事になった事がないのが強いですね。
2台目の楽器には是非NuRadをというのが現状の私のおすすめですね。

NuRadがこれから進化していったり、価格帯が変わってくるとまた色々と変わってくるんでしょうね。
NuRadは強気の価格設定で突然登場しましたが、無くなってほしく無いブランドです、本当に。

非常に柔らかい表現が容易で、電子楽器を吹いている事を忘れさせてくれますよ!

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