憧れのアーティストと同じモデルの購入をサポートした話
Selmer Mark7
昨日は生徒さんの楽器の選定に行ってきました。
今回は2台目の楽器という事でこれから一生付き合っていく楽器を選びたいとの事。
生徒さんが前から欲しいと思っていたヴィンテージのマークセブンの選定です。
生徒さんの憧れのアーティスト、pimp and soil sessionsの元晴さんも使用している物です。
今回は良いものがなかったのですが、備忘録として書いておきたいと思います。
今回吹いたのは
- アメリカで組み立てられた通称アメリカンセルマーの25万番台
- 通常のフランスで組まれたもので28万番台と32万番台
それぞれの雰囲気をメモしておきたいと思います。
アメセル 25万番台
しっとりとした吹き心地で吹いていて気持ちが良い。
キーの作りもいわゆるセブンの雰囲気よりはこぶりな感じ。(左手のテーブルキーはやはり大きい)
触り心地も違和感なくしっとりした触り心地でビンテージらしい雰囲気。
委託品のため調整がされておらず、かなりひどい状態。ネックもグラグラしている状態。
低音が調整でどれくらいまともになるのかが見えない為、今回は断念。
フラセル 28万番台
先ほどのアメセルと比べると明らかにキーが大きい・・そして重い。
こちらは調整はある程度されており低域までスムーズに吹ける。
ややパキパキと鳴るので先ほどのアメセルを吹いた後だと物足りなく感じる。
好みの問題かなとは思うが、先ほどのものの方が吹いていて明らかに心地良い。
フラセル 32万番台
ラッカーが明らかに明るい色で重量もさらに重い。
低域は楽に出せるが吹いていて楽しくない印象。
個体差だとは思うが、この楽器ならシリーズ1を買った方が明らかに良いなと思う。
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