EWI SOLOを買ったけどうまく吹けない?最初のつまずきをレッスンで解決

EWI SOLOを買ったけど
なんかうまく吹けない…?

実はその原因、あなたのせいではないかもしれません。

「音が出ないわけじゃないけど、思ったように吹けない…」
「頑張って練習してるのに、全然上達してる気がしない」

私のレッスンに来る方の多くが、“何が悪いのか分からないけど、うまくいかない”という状態からスタートしています。

実は、EWI SOLOは出荷時のままでは“自分に合った状態”とは言えないことがほとんど。
ほんの少しセンサーの感度や設定を調整するだけで、「こんなに吹きやすかったんだ!」と驚く人が少なくありません。

本記事では、AKAI公式アーティストとしてEWI SOLOを使用している私が、初心者が最初につまずきやすいポイントと、レッスンでできることについてご紹介します。

吹き心地が合っていないと、うまく鳴らせません

EWI SOLOには「ブレスセンサー」という、息の強さやタイミングを感知する機能があります。

この感度が自分に合っていないと、「ちゃんと吹いているはずなのに思うように反応しない」「うまく吹けない」という状況になりがちです。

レッスンでは、最初にこのブレス感度をあなたの息の強さや吹き方に合わせて調整していきます。
ここを整えるだけで、「あ、これなら吹ける!」と一気に演奏しやすくなる方が多いです。

講師が実際に使っている設定を公開します

私が普段使っているブレス感度の設定は以下の通りです:

【Breath Sensor】
・Offset:1
・Sensitivity:19
・Capture Delay:1


この設定は私の演奏スタイルに合わせたものですが、
「まずどんな感じなのか試してみたい」という方にはバランスの良い参考になると思います。

又、PCを接続して行う音色の設定でも更に吹き心地は変わってきますので、設定次第でどんどん吹きやすくなっていきます。

ブレスセンサーの設定方法については、取扱説明書をご覧ください。
もちろんレッスンでは、実際に吹いてもらいながら一緒に設定を見直しますので、説明書を見てもピンとこないという方でも安心です。

音がしょぼく感じる?実は“響き”の設定が入っていません

EWI SOLOの音が「なんかしょぼい…」「地味…」と感じる原因の一つは、
リバーブやディレイといった空間系エフェクトがほぼ入っていないことです。

出荷時の音色設定は、響きを抑えた状態になっていることが多く、
そのままでは「乾いた」「こもった」「迫力がない」などと感じやすいです。

特にカラオケ等と一緒に演奏する場合、響きが全くないと非常に浮いたサウンドになってしまうので、EWIで演奏する場合は必須のエフェクトとなります。

サックス系音色での一例

【Reverb】(Custom)
・Level:46
・Damping:28
・Room Size:55

このように少し響きを加えるだけで、一気に音が“広がって”感じられます
【Delay】は「Short」を選んでおくことで音が太くなってお勧めです。
勿論カスタム設定も可能ですが、意外とちょうど良いなと感じています。

レッスンでは、必要に応じて音色の響きやバランスも調整しながら進めていきます。
すべての音色を細かく調整するわけではありませんが、演奏に使う音色がしっくりくるように整えていきます。

同じ音色でも、吹き方ひとつでまったく違う音になります

EWI SOLOは、設定だけでなく“吹き方”によって音の印象が大きく変わる楽器です。

プロの演奏と同じ音色を使っているはずなのに、音が全然違って聞こえる──
それは、息の使い方やアタック、音のコントロールの仕方が異なるからです。

レッスンでは、まず音色を問わず共通する基礎的なコントロール(息の出し方、アタックの作り方)をしっかり押さえ、
さらに音色ごとの“らしい吹き方”も丁寧に伝えていきます。

その結果、「今までと同じ音色なのに、音が全然変わった」と感じる方も多いです。

内蔵音源や感度を改良して演奏したEWI SOLOのサウンドは、下記の記事からもお聴きいただけます。

つまずきを乗り越えるために、レッスンという選択肢を

EWI SOLOはとても魅力的な楽器ですが、最初につまずいてしまう方が多いのも事実です。
その原因は、「設定が合っていない」「音色に響きが足りない」「吹き方のコツがつかめない」など、
少しの調整やアドバイスで大きく改善できることがほとんどです。

私はAKAI EWIの公式アーティストとして活動しており、EWI SOLOを含む各モデルの演奏・指導を長年行ってきました。
これまでにも「買ったけどうまく使えなかった」という方を多くサポートしてきました。

レッスンでは、あなたの演奏に合わせて設定を見直し、吹き方の基礎を整え、音色に合った表現のコツをお伝えしています。

楽器をお持ちの方であれば、レベルや経験は問いません。
初心者の方や、ブランクのある方も安心してご参加いただけます。

「せっかく買ったのに、なんとなくうまくいかない」
そんなモヤモヤを一緒に解消しませんか?

まずはお気軽に、体験レッスンからどうぞ。